自分の職場に海外の支社の方が異動してくる機会はありませんか?
また、海外の会社から人が派遣されていて一定期間一緒に働く機会はありませんか?
今回は、まだ日本に来たばかりで日本語がそんなに分からない方に対して初日に事務所を案内をするときに使える英語をまとめてみました。
海外から来訪者があり事務所を案内する時にも使えるかもしれませんね。

給湯室
給湯室は英語で「kitchenette」と言います。
言葉そのもののイメージは、お湯を沸かしたり軽食を捨てたりできる簡易的な台所のことです。
■関連する説明
・There is a water supply.(水道があります。)
・You can use it to wash your cup.(コップを洗うのに使っていいですよ。)
自動販売機
自動販売機は英語で「vending machine」と言います。
直訳だとvending(売り歩く)+mashine(マシーン)です。
オフィス内の休憩スペースなどに自動販売機が置いている会社は多いのではないでしょうか。
仕事の途中で気分転換したいときに飲み物を買ったりすると思うので、ぜひ自動販売機の場所も教えてあげてください。
■関連する説明
・You can come here and buy something to drink.
(ここに来て何か飲みたいものを買っていいですよ。)
給茶機、コーヒーマシーン
給茶機は「tea dispenser (in office break rooms)」とか「tea machine」、
コーヒーマシーンは「coffee machine」と言います。
dispenserはディスペンサーのことで日本語でも使う単語なので分かりやすと思います。
また、machineもマシーンのことなのでこれも難しくないのではないかなと思います。

会議室、応接室
会議室は「meeting room」、応接室は「reception room」と言います。
meetingはミーティングのことで、これは日本でも会議という意味で使いますよね。
receptionはもてなし、歓迎の意味で、つまり応接ということです。
■関連する説明
・If you want to use these rooms, you have to make a reservation in advance.
(利用する場合は、事前に予約が必要です。)
多目的室
多目的室は「multipurpose room」と言います。
単語を分解して直訳すると、multi(多数の)+purpose(目的の)+room(部屋)となります。
会社によっては、多目的室がありそこでご飯を食べたり会議を開いたりすることができます。
■関連する説明
・It is available for eating lunch.(昼食をとるのに使っていいですよ。)
・You can also hold meetings here.(また、ここで会議を行うこともできます。)

非常口
非常口は英語で「emergency exit」
emergencyには緊急の、非常時のという意味があり、それに出口という意味のexitを足して「emergency exit」となります。
オフィスで勤務しているといつ非常事態になるか分からないですよね。
いざという時に慌てないように説明しておくことは大切です。
■関連する説明
・In the case of a disaster, the elevators will stop.
(災害時にはエレベーターが止まります。)
・In that case, we use this emergency stairs to get down to the first floor.
(その場合には非常階段を使って1階まで降ります。)
喫煙室
喫煙室は「smoking room」と言います。
smokingが煙草を吸うという意味です。
近頃は喫煙に厳しくなり、私の会社では勤務時間中は喫煙室に行って煙草を吸うのは禁止されています。
そういった細かいルールがあるのであればそれもきちんと伝えてあげましょう。
■関連する説明
・You can not smoke during working hours.(業務時間中は喫煙しちゃダメです。)
・You can smoke during breaks.(休憩時間中であれば喫煙できます。)
・Break time is XX:XX to XX:XX.(休憩時間はXX:XX~XX:XXです。)

ゴミ箱
ゴミ箱は「trash can」と言います。
「trash can」はアメリカ英語で、イギリス英語では「rubbish bin」と言います。
仕事をするとどうしてもゴミは出ますよね。
また、お昼ご飯にコンビニ弁当を食べたら絶対にゴミは出ます。
正しいゴミ箱にきちんとゴミを入れてもらうために事務所案内で説明しましょう。
■関連する説明
・Usually, please use this one. It says, “burnable trash”.
(通常はこれを使ってください。「燃えるゴミ」と書かれています。)
・Please use this one to throw away non-burnable trash.
(不燃ゴミを捨てるときは、これを使ってください。)
・When you are finished eating, please use this one with a lid to dispose of the lunch box.
(食べ終わったお弁当箱を捨てるときは、蓋つきのこれを使ってください。)
事務用品
事務用品、とりわけ文房具は「stationary items」でOKです。
stationaryというのが文房具という種類を表す英語になり、それにitem(アイテム)を足した単語になります。
付箋、糊、ホッチキス、テープなどを使うこともありますよね。
ここに置いてあるよという紹介と、もし欲しいものが見つからなかったら私に聞いてね、ということが伝えれれば良いと思います。
■関連する説明
・If you cannot find what you are looking for, please ask me.
(もし欲しいものが無かったら私にご連絡ください。)

「好きに使っていいよ」ってなんて言う?
今まで説明してきた事務所にあるものたちは基本的に誰の許可もなく自由に使っていいものであると思います。
では「好きに使っていいよ」って言いたい時どうすればよいでしょうか?
Please feel free to use it.(自由に使ってくださいね。)
feel freeの部分に「遠慮なく~してね」の意味が込められている表現です。
You can use it whenever you want.(好きな時に使ってくださいね。)
先ほどのより日本語訳で理解しやすい表現かなと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。
日本に着任したばかりの海外の方向けに事務所を案内する表現をまとめました。
おそらくしばらくの間日本で業務されることが考えられるのでそのうち日本語も分かるようになると思いますが、
日本に来たばかりの頃は日本語もそんなに分からないでしょうし慣れない環境で大変だと思うのでこちらも知っている英語は使ってあげてコミュニケーション取れたら良いですよね。
もし参考になれば嬉しいです。